歳をとってくると生えてくるのが白髪です。昔は30超えれば中年扱いされたものの、最近は40歳ぐらいでも見た目が若い人が多いですよね。それでもやはり、シワ、肥満、白髪は人を老けさせる3大要素と言えます。そもそも、望んでなりたくなんかはないですよね。でも、考えてみて下さい。美容液やマッサージなどでシワは予防できます。食事と運動の管理をしっかりすることで肥満も防げます。要はこの2つは努力次第でなんとかなるものなのです。しかしながら、自分で白髪は予防できるものではありません。そもそも白髪ってどうやってできるものなのでしょうか？30歳代で白髪の人もいれば、50歳近くても白髪にならない人だっています。そんな、白髪はなぜ生えてくるの？について調べてみました。

まず、白髪というものは単純にメラニン色素をほとんど含まなくなってしまった髪のことを言います。髪の色はメラニン色素の量によって決まるからです。実は、生まれたての髪の毛はメラニン色素を含んでいません。つまり、全部白髪ということになります。毛根で成長する過程でメラニン色素を取り込んで黒い髪の毛が生えてくるのです。

ただし、ここまで書いていうのもなんですが、なぜその取り込んだメラニン色素が減少してしまうのかは完全に解明されてはいないのです。加齢によるメラノサイトの機能低下とだけは推定できるのですが、加齢以外にも遺伝、ストレス、食生活の乱れなども原因とされています。なんにしても白髪だけでなく、健康的な生活を送ることが人間にとって必要なことだということは永遠に変わらないのでしょうね。